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2026.05.10 コラム手術

再生医療:PRP療法による新たな尿失禁治療

尿の悩み、一人で抱え込んでいませんか?

「くしゃみをした拍子にハッとする」「重い荷物を持った瞬間に漏れてしまう」「トイレが心配で、大好きだった旅行やゴルフに行けなくなった」……。

尿失禁(尿漏れ)は、命に関わる病気ではありません。しかし、患者様の「心の健やかさ」や「自分らしい生活(QOL)」を著しく損なう、非常に深刻な問題です。日本国内には、軽症の方まで含めると数千万人の尿漏れに悩む方がいると推定されていますが、恥ずかしさや「加齢のせいだから仕方ない」という諦めから、適切な治療にたどり着けていない方が多いのが現状です。

当院では、こうした悩みを抱える方々への新しい解決策として、自家多血小板血漿(PRP)を用いた注入療法を開始いたしました。この治療は、厚生労働省への届出・受理が必要な医療であり、当院は全国で2施設目という、国内でも先駆的な立場でこの治療を提供します。

これまでの治療で十分な効果が無い方、手術は避けたいと考えている方へ、再生医療という「第三の選択肢」について詳しく解説します。

1. 従来の尿失禁治療とその限界と問題点

これまで尿失禁、特に腹圧性尿失禁(お腹に力が入った時に漏れるタイプ)の治療は、大きく分けて「薬を飲む、運動して筋肉を鍛える」か「手術」の両極端な選択肢しかありませんでした。

もちろん、基本的には保険診療による治療が第一選択となりますが、なかなか思うような効果が出にくいのが現状です。

① 内服薬による治療

初期の段階で検討されるのが、内服薬です。

  • クレンブテロール塩酸塩: 尿道を締める筋肉(尿道括約筋)の働きを助けるお薬です。
  • β3作動薬: 膀胱の筋肉を緩め、尿を溜めやすくするお薬です。

【限界と問題点】 内服薬はあくまで「一時的に症状を和らげる」ものであり、衰えてしまった筋肉や組織を元の状態に戻す「根治」を目的としたものではありません。そのため、服用を止めれば症状は元に戻ります。また、内服薬による副作用には手の震え、動悸、口の渇き、便秘などがあり、副作用に悩まされ、治療を断念せざるを得ない患者様も多くいらっしゃいます。

② 保存的療法(骨盤底筋トレーニング)

自分で骨盤の底にある筋肉を鍛える方法です。副作用がなく、非常に安全な方法です。

【限界と問題点】 最大の壁は「継続の難しさ」と「正しい実施の難しさ」です。効果を実感できるまでには、毎日欠かさず数ヶ月間トレーニングを続ける必要があります。また、多くの患者様が「本当にこの筋肉を動かせてているのか?」という不安を抱えながら行っており、我流では十分な効果が得られないことも珍しくありません。→当院では最新の磁気治療(スターフォーマー)による骨盤底筋トレーニングを行っております。(*自費診療になります)

③ 外科的療法(手術)

薬や運動で改善しない場合の「最後の砦」です。メッシュの紐で尿道を支える「スリング手術(MUS)」や、男性の場合は「人工尿道括約筋(AUS)」の植え込みなどが行われます。

【限界と問題点】 手術は高い改善率を誇りますが、相応のリスクも伴います。

  • 身体的負担: 手術の内容によりますが、全身麻酔・腰椎麻酔や入院が必要です。
  • 異物のリスク: 体内にメッシュやデバイスという「異物」を長期間留置することになります。稀にメッシュが露出したり、慢性的な痛みが生じたりといった「メッシュ関連合併症」のリスクを無視できません。
  • 心理的障壁: 「メスを入れるのは怖い」「そこまで大掛かりなことはしたくない」という心理的な抵抗感が強く、治療を諦めてしまう方もいます。

2. 第3の選択肢:PRP療法(再生医療)とは何か?

「処方薬では物足りない、でもメスを入れるような手術はしたくない」――そんな多くの患者様が置かれていた「空白地帯」を埋めるのが、再生医療・PRP療法です。整形外科領域では関節内注射など国内でも多くの実績があります。

そもそもPRPとは?

PRP(Platelet-Rich Plasma)とは、日本語で「多血小板血漿(たけっしょうばんけっしょう)」と言います。 私たちの血液に含まれる「血小板」には、単に血を止めるだけでなく、傷ついた組織を修復し、細胞を増殖させる「成長因子」が豊富に含まれています。

PRP療法は、患者様ご自身の血液を約10~20ccほど採血し、遠心分離器にかけることで、この血小板を通常の数倍~十数倍に濃縮した液体(PRP)を作り出し、それを患部に注入する治療法です。

尿失禁に対するPRP療法のメカニズム

尿失禁が起こる主な原因は、尿道を締める「尿道括約筋」の衰えや、尿道を支える周囲の組織(コラーゲンや血管など)の劣化です。PRPを尿道周囲組織に精密に注入することで、以下の2つの効果を狙います。

  1. 物理的なボリュームアップ(即時的効果) 注入されたPRPの液体そのものが、尿道の周囲に厚みを作り、物理的に尿道を閉じやすくします。
  2. 生物学的な組織再生(根本的効果) PRPに含まれる成長因子が、弱った尿道支持組織や括約筋の細胞を活性化し、尿道の支持組織・筋肉を強化します。また、周囲の血管新生を促し、組織全体の血流を改善させることで、若々しく弾力のある尿道構造へと再生させます。

従来の「バルキング剤(注入剤)」は、コラーゲンなどの人工物を入れるだけでしたが、PRPは「ご自身の組織そのものを若返らせる」という点で、医学的に全く異なる治療と言えます。

3. PRP療法のメリットと安全性

なぜ今、世界中でPRP療法が注目されているのでしょうか。その理由は、高い安全性・安心感と手軽さにあります。

① 自分の血液だから安全

PRP療法に使用するのは、100%ご本人の血液です。合成薬品や他人の組織、人工物を使用しないため、アレルギー反応や拒絶反応の心配が極めて低いのが最大の特徴です。

② メスを使わず、体への負担が少ない

注入は内視鏡を使用して行いますが、皮膚を大きく切ることはありません。処置時間は30分程度です。手術に比べて身体へのダメージ(低侵襲性)が圧倒的に少ないため、心臓病などの持病がある方や、ご高齢の方でも安心して受けることができます。

③ 日帰りで可能

メッシュを用いた手術のような入院は不要です。当院では、患者様の状態に合わせて、日帰りで対応しております。お仕事を長く休めない方や、ご家族の介護をされている方でも、日常生活のリズムを崩さずに治療が可能です。

④ 重篤な副作用の報告がない

これまでの臨床データにおいて、PRP注入による命に関わるような重篤な副作用は報告されていません。一時的な血尿や、排尿時の軽い痛み、違和感が生じることはありますが、ほとんどの場合、数日以内に自然消失します。

4. デメリットとあらかじめ知っておくべきこと

この治療の素晴らしい面だけでなく、限界についても誠実にお伝えしたいと考えています。

① 即効性は期待できない

薬や手術とは異なり、PRP療法は「細胞の再生」を待つ治療です。注入直後から劇的に改善するのではなく、組織がゆっくりと修復されるに従い、1ヶ月から数ヶ月かけて徐々に効果が現れます。焦らず、ご自身の体の変化を観察していく姿勢が大切です。

② 全てが保険適用外(自由診療)

尿失禁に対するPRP療法は、現時点では健康保険が適用されません。全額自己負担となるため、従来の治療に比べて費用が高額になります。

③ 効果には個人差がある

ご自身の再生能力を利用する治療である以上、残念ながら100%すべての方に同じ効果を保証することはできません。筋肉の損傷が非常に激しい場合や、重度の尿失禁の場合は、PRP療法単独では十分な満足度が得られないこともあります。その場合は、他の治療法との組み合わせをご提案することもあります。

④ 治療による合併症は非常に少ないと考えられますが、希に出血や感染症、機器の原材料に対するアレルギー反応が起こる可能性があります。また、一過性の頻尿や排尿困難を生じる可能性があります。

5. 国内での実績と「全国2施設目」の意義

現在、日本国内で再生医療を行うには、「再生医療等安全性確保法」という厳しい法律に基づき、特定認定再生医療等委員会での審査を経て、厚生労働省に受理される必要があります。

尿失禁に対するPRP療法は、その専門性と技術が必要とされるため、届出が受理されている医療機関は、当院を含めて日本全国でまだ2施設しかありません。

日本は保健医療以外の治療についてまだまだ消極的な傾向がありますが、私も長年泌尿器科医として治療を継続する中で、患者さんへ有益となる新たな治療選択肢を増やしたいという思いから、申請に踏み切りました。

海外の研究データ

2025年までの最新レビューによれば、複数の臨床研究がその有効性を支持しています 。
高い成功率: 尿道括約筋不全(ISD)を有する女性患者への試験では、月1回、計4回の注入後に約50%が臨床的成功を収め、約46.2%が一時的に完全な禁制(乾燥状態)を得たことが報告されています 。
客観的な改善: 蒋(Jiang)らによる2021年の研究では、腹圧漏出圧(ALPP)が統計的に有意に上昇したことが示されており、解剖学的な改善が裏付けられています 。
各国の報告: 台湾、米国、欧州などで研究が活発で、約80%の患者で治療成功が報告されている論文もあります 。

日本国内の実績と先駆的な病院

日本でも再生医療等安全性確保法に基づき、厳格な管理下で導入が進んでいます 。
亀田総合病院の事例: 2024年6月、前立腺全摘後の尿失禁患者に対し、国内で先駆的なPRP注入療法が実施されました 。術後には「ゴルフでの漏れがなくなった」といった高い満足度が報告されています 。
進行中の臨床試験: 現在、前立腺全摘後の男性患者や腹圧性尿失禁の女性患者を対象とした特定臨床研究が進行しており(jRCT番号:jRCTc030230395等)、国内エビデンスの蓄積が進んでいます 。

6. 効果の持続期間と「メンテナンス」という考え方

「一度注入すれば一生持ちますか?」という質問をいただきますが、結論から申し上げますと、PRP療法の効果は永久ではありません。

PRPは物理的に異物を挿入する治療ではありません。あくまでも自分の組織を再生強化する目的ですので、当然ながら時間の経過とともに組織は衰えます。PRP療法は、衰えていく組織を少しでも若い状態が保てるよう補助していく治療とも言えます。

効果持続の目安

一般的には、1セット(月に1回、合計4回の注入)を行うことで、1年半程度効果が持続すると考えられています。海外の研究では、治療から1年経過しても8割以上の患者様が満足な状態を維持していたというデータもあります。

「加齢」との付き合い方

PRP療法は時間を巻き戻すような治療ですが、残念ながら時間の経過を完全に止めることはできません。治療後も老化は進みますし、筋肉は再び少しずつ衰えていきます。 しかし、ここで重要なのが「メンテナンス」という考え方です。

効果が薄れてきたと感じたタイミング(1年~2年おきなど)で、追加の注入(1回程度)を行うことで、良好な状態を長く維持することが期待出来ます。これは、美容皮膚科でのヒアルロン酸注入やレーザー治療に近い感覚と言えるかもしれません。当院で行っているインティマレーザーやスターフォーマーによる治療も同様です。

7. このようなお悩みの方に、ぜひPRP療法を

当院のPRP外来には、以下のような切実な悩みを持つ方々にお勧めできます。

  • 「薬を飲んでいるが、喉が乾いて辛いし、効果もいまいち……」 → 薬の副作用から解放され、より自然な改善を目指せます。
  • 「トレーニングを頑張っているが、一向に漏れが減らない」 → 自力での限界を、再生医療の力で底上げします。
  • 「手術を勧められたが、どうしても体に異物を入れたくない」 → 自分の血液だけを使うPRPは、心理的ハードルが低い、安全かつより高い効果を求める治療です。
  • 「前立腺がんの手術後、尿漏れが残ってしまった(男性)」 → 前立腺全摘術後の尿失禁は、自尊心を傷つけるのみならず、生活の質を大きく落とします。PRP療法は、こうした術後の後遺症に対しても、新しい希望の光となります。

8. 治療の流れ:最初から最後まで

治療をご希望される場合の、標準的な流れをご紹介します。

  1. 外来での診察・カウンセリング 尿漏れの状態やこれまでの治療歴を詳しく伺います。排尿の検査を行い、PRP療法の適応があるかを慎重に判断します。
  2. 採血とPRP作製 当日の体調を確認後、採血を行います。院内の遠心分離器を用いてPRPを精製します(約30分)。
  3. PRP注入(日帰り) 軟性膀胱鏡(細いカメラ)を使いながら、尿道の粘膜下または括約筋層にPRPを丁寧に注入します。
  4. 経過観察 注入後、少しお休みいただいてからご帰宅となります。
  5. 定期検診 1ヶ月ごとに状態を確認し、通常はこれを3~4回繰り返すことで1セットの治療が完了します。

尿漏れに悩む時間は、人生にとって大きな損失です。「どこにトイレがあるか」を常に気にしながら歩く道よりも、青空を見上げて、心ゆくまで笑い、アクティブに活動できる生活を後押ししたい。

再生医療・PRP療法は、そのための一つの選択肢になります。「もう年だから」「手術しかないと言われたから」と諦める前に、まずは一度、ご相談いただければ幸いです。

PRP治療の費用

 1回 137,500円(税込) 現在導入初期に付き、モニター価格 67,500円でご提供します。

治療回数:3~4回がお勧めです。

よくある質問

1:治療中の痛みはありますか?

  尿道内塗布麻酔を行いますので痛みは軽度ですが、軟性膀胱鏡を挿入し、細い針を刺すため軽度の痛みを感じる可能性があります。

2:効果はどのくらいで現れますか?

 PRPによる組織の再生はゆっくりと進むため、3~6カ月程度かけて徐々に効果が現れます。ただし1回のみの治療での効果は限定的ですので、複数回の治療をお勧めしております。

3:頻尿に効果がありますか?

 頻尿は主に膀胱の過敏症状のため、PRPの注入治療は尿道の抵抗を高める効果ですので、膀胱機能の改善は期待出来ません。頻尿症状に対しては他の治療をお勧めしております。

4:合併症はありますか。

 自己血液の成分のため基本的に副作用はありません。穿刺に伴う出血や術後の膀胱炎、一時的な排尿困難感などが考えられます。

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