UROLOGY

泌尿器科のご案内

泌尿器科は主に排尿のお悩みで受診される方が多いのですが、相談するのが恥ずかしい、年のせいだからしかたがない、といったイメージをお持ちの方が多いと思います。
頻尿や尿漏れといったトラブルは、実は比較的若い年代を含めて多くの方が悩んでいるのが現状です。皆さまのストレスを少しでも取り除けるよう治療のご提案を致します。今までのやや受診しにくいような泌尿器科のイメージを改善し、もっと気軽に相談できて安心していただけるクリニックを目指しております。また、当院では最新のFotona社レーザーを用いた日帰りでの尿失禁レーザー治療なども積極的に取り入れており、総合病院との連携も含めて幅広いご提案ができることが特徴です。

泌尿器科の診療内容

泌尿器科の主な症状と病気

泌尿器科の主な症状

  • 尿の回数が多くて困る、夜間何度もトイレに起きる
  • 尿意を感じると我慢ができない、トイレまで間に合わない
  • 尿が漏れてしまう
  • 尿が出にくい、時間がかかる、残尿感がある
  • 尿に血が混じる、尿が出ると痛みを感じる

泌尿器科の主な病名

排尿障害 夜間頻尿、過活動膀胱、腹圧性尿失禁、前立腺肥大症など
悪性疾患 前立腺癌、尿路上皮癌(膀胱癌・尿管癌・腎盂癌)、腎臓癌、精巣腫瘍など
尿路感染症 膀胱炎、腎盂腎炎、尿道炎、前立腺炎、精巣上体炎など
尿路結石症 腎結石、尿管結石、膀胱結石など
その他 夜尿症、ED(勃起障害)、包茎など

男性の疾患

女性の疾患

小児の疾患

当院の治療について

Fotona レーザー治療

Fotona社のレーザーを導入しました。自費診療領域になりますが、尿失禁に対しては日帰りでのレーザー治療(インティマレーザー)が可能になります。
また、イビキや睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療(ナイトレーズ)やアンチエイジングのFoton4D、ニキビ痕治療、など、さまざまなご提案が可能になります。Fotonaレーザーは体へのダメージが少なく、日常生活への影響も少なく安全性の高い治療が可能で、世界中で実績のあるレーザー治療です。

ボトックス膀胱壁内注入治療

過活動膀胱は、切迫性の尿失禁や尿意切迫感、頻尿などの症状を認めます。国内では40歳以上の日本人の12.4%(8人に1人)が過活動膀胱の症状を持つといわれております。
内服治療が中心ですが、効果が不十分、口渇、便秘などの副作用のため継続できない場合もあります。
尿失禁、頻尿の新しい治療法として、ボトックス膀胱壁内注入治療が保険適応となりました。
当院では薬の内服で治療が困難な難治性の過活動膀胱に対して、ボトックス療法を考慮いたします。日帰りでの手術が可能で、1回の投与で治療効果は約6~9ヶ月持続すると考えられます。効果が減弱した場合も3ヶ月以上間隔を空けて繰り返し治療が出来ます。

当院の主な検査

尿検査

泌尿器科では適宜、尿の検査を行います。尿に血液が混じっていないか、濁りがないか、糖や蛋白が出ていないかなどをチェックします。 尿に濁りがある(膿尿)の場合は、膀胱炎など細菌感染症を起こしている可能性があり、尿中の細菌培養検査を行う事があります。
また、尿に血液が混じっている場合は、尿中の細胞を診て癌細胞の有無をチェックする尿細胞診を行ったり、超音波検査や膀胱鏡検査、腹部レントゲン検査を状況に応じて行います。

血液検査

必要に応じて採血検査を行います。腎機能・肝機能異常の有無、薬の副作用の有無、腫瘍マーカーやホルモン値の検査などを行います。
アレルギーのスクリーニング検査なども可能です。
ほとんどの検査は2〜4日程度で結果をご報告できます。

超音波(エコー)検査

エコー検査では、主に膀胱内や腎臓の異常の有無、結石の有無、前立腺肥大症の程度などを計測します。排尿障害や薬の副作用で残尿が多くなったり、長年の排尿障害の影響で膀胱壁の変形を認めることがあります。また、重症の場合は腎臓まで尿が逆流するようなことがあります。
血尿の場合は膀胱腫瘍の有無や尿路の結石・水腎症(腎臓からの尿が流れなくなり腫れている状態)の有無などをチェックします。

尿流測定

排尿状態の検査では、尿の出かた(勢いや排尿時間)を測定することで、排尿状態を具体的なグラフで確認すること出来ます。
当院では通常のトイレ型の計測器を導入しておりますので、いつもと同じように排尿するだけで検査ができます。
排尿障害の程度や残尿の有無などを検査することで治療の大切な指標となります。
また、定期的に検査を行うことで薬の効果や、副作用の有無などの確認ができます。

膀胱鏡検査

当院では痛みを少なくするため、柔らかい軟性膀胱鏡での検査を行っております。肉眼的な血尿の場合など、膀胱内の腫瘍病変の有無や結石の有無などを確認します。直接カメラで確認するため、エコー検査などでは分からない小さな病変も確認することが出来ます。
また、尿道が狭くないか(狭窄の有無)、前立腺肥大症の影響の程度など、他の検査で分からないことも確認することができます。

レントゲン検査

腹部のレントゲン検査では、腎臓や尿管、膀胱内の結石を確認することができます。尿管結石はエコー検査で位置を確認することが難しいため、レントゲン検査が必要になります。

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