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アンチエイジング治療ブログ

SGF/エクソソームによるアンチエイジング医療

アンチエイジングの鍵となる「SGF」を用いた修復医療

私は泌尿器科専門医として現在まで長年診療を続けてまいりましたが、泌尿器科領域は比較的高齢の患者さんが多く、身体の機能的・体力的衰えやEDを訴えられる患者さんも多くいらっしゃいます。日本人の平均寿命は世界一位の長さですが、今後も伸びていくと考えられ、人生100年時代を見据えた人生設計が必要になっていくでしょう。しかしながら単に平均寿命が伸びても健康寿命が延びないと意味がありません。健康寿命とは「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のことをいいますが、厚労省の資料では2019年の平均寿命は男性が81.4歳、女性が87.45歳である一方、健康寿命は男性が72.7歳、女性が75.38歳と報告されています。健康的に自立した生活を維持し人生を有意義に楽しめるよう身体機能を維持したいと誰しもが思うところです。100歳を超えても心身ともに健やかで美しい状態を保つには、細胞を若々しく健常な状態に保つことが必用です。年齢とともに衰える細胞の若返りを促す、多くの方にとっての願いを、『SGF(乳歯歯髄肝細胞培養上清液)』が実現します。

 

【SGF(乳歯歯髄幹細胞培養上清)とは】

SGFには、

・免疫システムの細胞から分泌され、標的細胞に特定されない情報伝達を担うタンパク質『サイトカイン(cytokine)』

・サイトカインの一群であり、Gタンパク質共役受容体を介して作用を発現する塩基性タンパク質『ケモカイン(Chemokine)』

・体内で特定の細胞の増殖と分化を促進する内因性タンパク質『成長因子(Growth Factor)』

・離れた細胞や組織への情報伝達をし、適応免疫応答の媒介、組織修復、神経伝達や病原性タンパク質の運搬などの役割を担う『エクソソーム(Exosome)

 

など、多くの生理活性物質が含まれています。

これらの物質の働きにより、修復医療やアンチエイジング医療、美容医療が、従来よりも精密かつスムーズに行われるようになりました。

一般にSGF製剤は海外でも生産されたものも国内で使用されているようですが、信頼性・安全性の観点から、当院では国内で独自のプロトコルにより開発された、ヒト乳歯歯髄幹細胞培養上清液——間葉系幹細胞である乳歯の歯髄幹細胞を培養した際につくり出されたSGF製品を採用しております(銀座ソラリアクリニックより納入)。

間葉系幹細胞は、骨髄、脂肪組織、胎盤組織、臍帯組織、歯髄などから得ることができますが、なかでも乳歯歯髄は、サイトカインやエクソソーム、成長因子といった生理活性物質(種々の生体反応を調節する物質) が豊富に含まれており、成人の歯髄や他の幹細胞と比較しても、パラクライン効果が高いことが明らかになっています。

パラクライン効果とは、細胞の分泌物が、近接する細胞や組織に直接作用することをいいます。幹細胞上清液を用いた医療は、このパラクライン効果をねらったもので、幹細胞が分泌するサイトカイン、エクソソーム、成長因子など(これらをパラクライン因子といいます) が、上清液を投与した患者様の幹細胞に作用し、老化や損傷などによって機能が低下した部位に細胞を集めることによって、組織が再生されます。

SGF は、8 ~12 歳までの乳歯の歯髄内にある幹細胞を培養し、その培養液を吸引・洗浄後、回収用の培養液を添加します。そして、その48 時間後、専用のフィルターで幹細胞を除去。顕微鏡で確認し、細胞が1つも見られない状態にしてから作製します。

また、安全と品質を守るため、10 種類のヒトウイルスチェックを行い、培養途中の細菌やエンドキシン( 内毒素/細菌の細胞壁に存在し、その菌体の破壊によって湧出してくる毒素) 濃度を測量して、上清液にウイルスや細菌などが確実にない状態にしています。

このように徹底した管理下で作製されたSGF は、規格化された高品質の上清液であり、点滴静脈注射、局所注射、点鼻投与、点眼投与など、様々な効率的な投与方法が選択可能です。現在まで約4000 人の患者様にこのSGF を用いた治療が行われておりますが、これまで副作用は認められていません。さらに、「精巣機能改善剤および精巣機能改善方法」「癌悪液質の改善剤および癌悪液質の改善方法」をはじめとする様々な特許も取得しており、その安全性と有効性が証明されています。

 

SGFによって期待される効果

SGFの効果の基礎は“細胞レベルの若返り効果”ですが、体調を改善し、活動力・集中力を充実させ、元気な生活を送りたい、といった基本的な身体機能、健康を増進する効果が期待できます。

SGFによる修復医療

SGF(乳歯歯髄幹細胞培養上清液)には、数百種類以上もの生理活性物質が含まれています。そのため、SGFを点滴や点鼻薬にて投与すると、エクソソームをはじめとした液性因子がパラクライン効果を発揮され、多くの疾患に対して、発症リスクの軽減や回復が期待できます。

SGFを活用することにより、

・前頭葉機能及び認知機能の強化

・血管内細胞機能の強化

・精巣機能の改善

などの効用が期待できたことが、事例として挙げられています。

【エクソソームとは】

エクソソームとは、体内に存在する50~150ナノメーターのとても小さな脂質膜に包まれた胞体のことを指します。

エクソソームにはマイクロRNA、メッセンジャーRNA、DNA、タンパク等が含まれており、中でもマイクロRNA、メッセンジャーRNAは細胞同士が連絡し合い、情報を受け渡す細胞間の重要なコミュニケーションツールであることが近年判明されました。

このようなエクソソームの性質を活用した治療を行うことで、アンチエイジング治療を始めとした様々な分野で従来の医療よりも精度の高い効果が発揮されます。

当院で採用しているSGFには間葉系幹細胞である乳歯歯髄幹細胞から抽出されたエクソソームを多く含みます。全身性に投与された間葉系幹細胞由来のエクソソームは、障害部位を探し当てて、自発的にその部位へと集積する「ホーミング」という能力をもち、組織の修復・再生効果を発揮します。

(国立がん研究センター研究所 エクソソームとDDS; 2014 参照)

エクソソームの構造

エクソソームは、エンドサイトーシス(細胞が細胞外の物質を取り込むしくみ)により細胞内にできたエンドソームが陥入することで作られた膜小胞が、細胞外に放出されることによって産生されます。エクソソームの内部には元の細胞の物質が含まれ、表面にはテトラスパニン類(CD9、CD63、CD81など)やインテグリン類などの膜タンパク質、主要組織適合遺伝子複合体(MHC)分子が、また内部には多胞体形成に関連するタンパク質(Tsg101、Alix)、熱ショックタンパク質(HSP)が多く存在しています。

エクソソームは細胞同士の情報伝達を行うメッセンジャー

エクソソームは細胞から放出され、血液の流れにのって全身を巡ります。その際に、エクソソームに含まれるマイクロRNAやメッセンジャーRNAが体内のあらゆる臓器に属する細胞とコミュニケーションを取り、さまざまな行動を起こさせます。たとえば、 「代謝を促進せよ」 「血管をつくれ」 というようなことです。

このようなコミュニケーションは、「腸の細胞から脳の細胞へ」 「腎臓の細胞から腸の細胞へ」 といったように様々な細胞間でも行われますが、その間にも情報のメッセンジャーであるエクソソームの存在が必要不可欠と言えます。

これまでの常識では、こうしたコミュニケーションはすべて脳を介して行われていると考えられていました。しかし、エクソソームの研究を通してそれだけではないということが分かってきたのです。例えば、食べ物をたくさん食べすぎると、体は自然と代謝を高めてこれを消費しようとするように、私たちが、普段健康に生活できているのは、それぞれの臓器が互いに連携してよりよい状態を保っているからです。エクソソームを始めとした組胞同士が直接コミュニケーションを取り、それぞれの臓器を適切に動かしているという仕組みが、私たちの体が正常に機能させ、健康な状態を保っているのです。

【効果が期待できる疾患】

糖尿病、肝臓病、腎臓病、アトピー、リウマチ(関節痛)、ED(勃起不全)、高血圧による血管内皮細胞障害、変形性膝関節症、脳梗塞後遺症

銀座ソラリアクリニック監修

料金

SGF 濃縮乳歯歯髄培養上清 1バイアル2ml (Exosome  エクソソーム 150億個~含有)点滴 点滴静注 

 定価 110,000円(税込)のところ、

現在キャンペーン価格に付き 66,000円(税込)でご提供します。

その他 点眼、点鼻、局所注入等

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