DERMATOLOGY

ニキビ(尋常性ざ瘡)

正式には「尋常性(じんじょうせい)ざ瘡」と呼ばれ、毛穴に皮脂がたまって腫れてくるとコメド(面ぽう)という状態になります。ここにアクネ菌などが繁殖して炎症を起こすことで赤く腫れた状態になります。悪化するとニキビ痕の原因となります。
中学生、高校生ころに多く、男女とも男性ホルモンの分泌が盛んになることで皮脂の分泌も増え、毛穴が詰まりやすくなることでニキビになります。大人の場合はストレスや不規則な生活、食生活のみだれなども原因となります。

ニキビ痕を残さないためにも赤く腫れる前に塗り薬で治療を行う事をお勧めします。
ニキビの治療は、毛穴の詰まりを取る薬や、アクネ菌の繁殖をおさえたり炎症をおさえる薬を使います。治療は数ヶ月単位で根気よく続けることが大切です。ニキビ治療の薬は一時的な副作用で赤くなったりかぶれたりすることがありますが、適切に対処することで長期に継続していくことができるようになります。

一般的な薬の治療で良くならない場合は、当院ではレーザーを用いた治療も併用できます(自費診療になります)。
ストレスや寝不足、便秘、食生活のバランス、喫煙、飲酒などもニキビを悪化させる要因となりますので、薬の治療だけでは無く、生活習慣の改善も意識することが大切です。

ニキビ痕の治療
・レーザーでの治療で赤みや凹凸の軽減が期待できます(自費診療になります)。

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