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令和6年度インフルエンザワクチン・刺さないワクチン「フルミスト」(更新)
※フルミストの入荷が決まりましたので、10月8日より接種可能になります。ご希望の方は電話での予約をお願い申し上げます。
製薬会社よりフルミストの発売が延期されるとの連絡がありました。また入荷のめどが立ちましたら、掲示します(9/25)。
令和6年度(2024年度)のインフルエンザワクチン接種を開始します。
例年どおり、千葉市では65歳以上の方と60歳~64歳の方で心臓/じん臓/呼吸器疾患のある方などは補助の対象となり自己負担額1800円となります。
詳しくは千葉市ホームページをご覧ください。https://www.city.chiba.jp/hokenfukushi/iryoeisei/seisaku/elderly_influenza.html
当院では10月1日(火曜日)よりインフルエンザワクチン接種を開始します。
費用:1回目 4000円 2回目 3000円(原則12歳以下)※当院で1回目の接種を行った方
当院ホームページ上のウェブ問診からインフルエンザワクチン接種の問診票を作成していただけますと、ご来院後スムーズに対応できます(10月1日から)。
鼻から噴霧のみのインフルエンザワクチン「フルミスト」を採用します。(ご希望の方は電話での予約をお願いいたします。043-271-5719)
1回8000円
2歳から18歳が対象です。
針を刺さずに投与出来ること、持続期間が1年程度と長いことが特徴です。また、お子様を含め、1回の接種で済みます。弱毒生ワクチンですが、直接鼻腔に投与することで、気道粘膜にIgAを産生させるので、特に小児では予防効果が高いと言われています。
フルミストの副作用は主に鼻水や鼻づまりのような鼻炎症状です。
フルミスト接種ができない人
- 2歳未満の方、19歳以上の方
- 発熱がある方、体調の悪い方
- インフエンザの成分(卵、ゲンタマイシン、ゼラチン、アルギニン)に対して重度のアレルギーがある方
- 免疫不全の方
- 4週間以内に「生ワクチン」を接種している方
- アスピリンを服用している方
- 妊娠している方
- 現在喘息の治療中の方、1年以内に喘息の発作があった方
- 慢性疾患(心疾患、肝疾患、腎疾患、糖尿病、貧血、嚥下困難や呼吸障害を伴う神経疾患、免疫不全など)のある方
- その他、医師が接種不適当と判断した方
優れている点
- 鼻腔に直接接種することにより気道粘膜に免疫を作るため、感染経路から遮断することができる
- 2歳〜7歳で特に有効といわれている。
- 鼻腔内に噴霧するため、疼痛刺激が少ない
- 効果持続が長い
注意すべき点
- 接種後、軽い感冒様症状(鼻水咳など)を、約50%の方で認めます。また、微熱を含めて発熱を約10%の方で認めます。
接種後に発熱や風邪症状が続く場合は受診して下さい。症状の程度により、抗インフルエンザ薬を投与する場合があります。
またフルミストを接種した病院と違う病院に行く場合、受診する際は必ずフルミストを接種したことを伝えて下さい。 - 接種後1~2週間は乳児や重度の免疫不全の方との接触を可能な限り控えて下さい。
注射型のワクチンと比較してメリットだけがあるワクチンというわけではないことをご理解いただき、フルミスト接種をするかの最終判断は保護者・本人で行っていただきますようお願いいたします。